介護現場のDXで「1日1時間のゆとり」を。熊本の雇用管理改善経験交流会で登壇してきました!

「八代市の介護施設キッポーが目指す、ICT活用による新しいケアの形」 代表投稿

「また記録に追われて、今日はお話しできなかったな……」
介護の現場で、そんな後悔を感じたことはありませんか?

本来、私たちは利用者様の笑顔が見たくてこの仕事を選んだはず。
しかし、現実は膨大な手書き書類や、不慣れなパソコン入力という「壁」に阻まれています。

先日、熊本市で開催された「雇用管理改善経験交流会」にて、弊社(有限会社キッポー)の代表として、こうした現場の課題をテクノロジーで解決する取り組みについて発表させていただきました。

『介護の仕事は一生懸命やればやるほど、時間が足りなくなる。』
そんな当たり前を、キッポーは変えようとしています。
現在、業務改善助成金の申請を行い、ITの力で現場に『1日1時間のゆとり』を生み出すプロジェクトが進行中です。
私たちが目指す、新しい介護の形をご紹介します。

介護現場を阻む「アナログの壁」とエンジニア視点の解決策

介護現場の離職理由としても多く挙げられる「業務負担の重さ」。
その正体は、同じ内容を何度も転記する「時間のロス」と、デジタル機器への「苦手意識」です。

私はエンジニア出身の経営者として、この問題を「個人の努力」ではなく「仕組み」で解決すべきだと考えています。

現場で起きている3つの「ロス」

  1. 二重・三重の手書き 日誌、連絡帳、経過記録に同じことを書く。
  2. 情報の断絶 必要な情報がどこにあるか探す時間に追われる。
  3. 入力の心理的ハードル キーボード入力が負担で、記録が後回しになる。

これらのロスを削ぎ落とし、「1日1時間のゆとり」を創出することが、私たちのデジタル化のゴールです。

🚀 キッポーが描く「介護DX」3つのステップ

STEP 1:事務作業のデジタル化(計画中)

手書きの記録や報告書をタブレット入力へ。どこにいても情報を共有でき、二度手間・三度手間をなくします。

STEP 2:1日1時間の「ゆとり」を創出

効率化で生まれた時間を、利用者様との会話や、スタッフ同士の学び、そして「定時退社」のために使います。

STEP 3:心の通う「質の高いケア」の実現

デジタルを導入するのは、人間が一番大切にすべき「温かいケア」に集中するため。最新技術と真心が共存する現場を目指します。

AIと音声入力が変える!具体的で「誰でもできる」3つの施策

発表では、弊社が導入を予定しているツールについても触れました。
ポイントは「頑張らなくてもできる」ことです。
※現在、業務改善助成金の審査待ち(2025年度は応募が多かったため2026年4月以降の審査となっている)

1.「1回の入力」ですべてが完結する仕組み

データ連携を強化し、一度入力すれば関連するすべての帳票に反映されるシステムを構築します。
これにより、転記ミスを防ぎ、大幅な時短を実現できる予定です。

2.キーボード不要の「音声入力」

パソコンが苦手なスタッフでも、スマートフォンやタブレット、専用の機器に向かって話すだけで記録が完了します。
歩きながら、あるいはケアの合間にその場で記録ができるため、記憶が鮮明なうちに質の高い内容を残せます。

3.GeminiやNotebookLMを活用した事務効率化

最新のAI(GeminiやGoogleのNotebookLM)を活用し、膨大な資料の要約や事務作業を自動化しています。
これにより、管理職が現場のサポートに回れる時間を増やしています。

項目 これまでのアナログ環境 DX導入後の環境(予定)
記録にかかる時間 1日平均 2時間~3時間 1日平均 1時間~2時間(大幅短縮!)
情報の共有 申し送りや紙の閲覧が必要 リアルタイムで全員が確認可能
スタッフの負担 「書かなければ」という心理的重圧 話すだけ、選ぶだけの簡単操作
利用者様との時間 記録に追われ、対話が減少 「本来の介護」に集中できる

効率化は「楽をするため」ではなく「向き合うため」にある

発表後、会場の皆様から
「AIの具体的な使い方は?」
と、嬉しい質問攻めに合いました。

キッポーのDX、本当の理由

デジタルを導入するのは、「人」にしかできないケアを大切にしたいから。

正直に申し上げます。今の介護現場は、記録や報告書の作成など「事務作業」に追われ、目の前の利用者様とゆっくりお話しする時間が削られてしまいがちです。

だからこそ、私たちはDX(デジタルトランスフォーメーション)に挑戦します。

「タブレットを入れて、事務作業を早く終わらせる」のが目的ではありません。
「事務作業をデジタルに任せることで、利用者様と目を見てお話しする時間をあと1時間増やしたい。」

それが、キッポーの目指すDXです。

浮いた1時間で、今日咲いた花の美しさを語り合いたい。少しの変化に気づいてあげたい。最新技術を導入するのは、そんな「温かい時間」を取り戻すためです。

「現在、業務改善助成金の申請を行い、採択に向けて着々と準備を進めています。
単に新しい機器を入れるだけでなく、スタッフの負担が本当に減る仕組みを、チーム一丸となって考えている最中です。
審査を通過し、実際に稼働し始める日が今から楽しみです!」

これからも有限会社キッポーは、現場の「困った」を解決し、働く人もケアを受ける人も笑顔になれる仕組みづくりに挑戦し続けます。

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